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06月11日-01号

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  1. 香芝市議会 1999-06-11
    06月11日-01号


    取得元: 香芝市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-27
    平成11年第3回 6月定例会          平成11年第3回香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 平成11年6月11日2 招集場所  本市役所5階議場3 出席議員  (19名)    1番 河 杉 博 之 君          2番 縄 田 佳 孝 君    3番 北 川 重 信 君          4番 芦 高 省 五 君    5番 竹 下 正 志 君          6番 吉 川 政 重 君    7番 黒 松 康 至 君          8番 中 川 廣 美 君    9番 長谷川   翠 君          10番 大 倉 勝 彦 君    12番 角 田 博 文 君          13番 藤 本 みや子 君    14番 萬 慶 芳 貞 君          15番 西 里 晴 昭 君    16番 高 谷   廣 君          17番 田 中 信 好 君    18番 田 中   保 君          19番 長谷川 芳 治 君    20番 岸   為 治 君4 欠席議員  な  し5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。   市長     先 山 昭 夫       助役     岡 田 紀 郎   収入役    奥 山 誠 次       教育長    百 濟 成 之   企画調整部長 山 田 勝 治       総務部長   辻 本 勝 茂   市民生活部長 藤 田 榮 作       保健福祉部長 西 野 武 弘   都市整備部長 梅 田 善 久       産業建設部長 竹 嶋   将   教育委員会事務局長            水道局長   松 浦 輝 男          竹 田 育 宏6 会議の記録・書記は、次のとおりである。                        議会事務局長 上 田 武 志                          〃  書記 松 原 秀 典7 会議の事件は、次のとおりである。   報第1号 平成10年度香芝市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について   報第2号 平成10年度香芝市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について   報第3号 平成10年度香芝市一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について   承第1号 香芝市税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告及び承認について   承第2号 香芝市税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告及び承認について   承第3号 平成11年度香芝市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分の報告及び承認について   議第30号 香芝市介護認定審査会の委員の定数等を定める条例を制定することについて   議第31号 香芝市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正することについて   議第32号 香芝市税条例の一部を改正することについて   議第33号 香芝市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正することについて   議第34号 香芝市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正することについて   議第35号 大和都市計画道路3・4・743穴虫田尻線建設事業工事請負契約の締結について   議第36号 香芝市立香芝北中学校屋内運動場及び武道場新設工事請負契約の締結について   同第5号 香芝市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて   諮第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて8 議長は、会議録署名議員に次の者を指名した。    13番 藤 本 みや子 君          17番 田 中 信 好 君                              開会 午前10時35分 ○議長(西里晴昭君) 皆さんおはようございます。 平成11年6月の議会に当たりまして、ごあいさつを申し上げたいと思います。 皆様方にはご多用のところ定例議会に全員のご参集いただきましてまことにありがとうございます。本議会がスムーズに進みますことをお願い申し上げまして、非常に簡単ではございますけれども、ごあいさつといたします。どうもご苦労さまでございます。 それでは、市長招集あいさつ。 ◎市長(先山昭夫君) 改めまして、皆さんおはようございます。 ことしは梅雨に入りましてから、梅雨の谷間が比較的長うございまして、よいお天気が続いております今日でございますが、きょうはそうした中で、平成11年度の第3回6月定例議会を招集させていただきましたところ、議員各位には何かとお忙しい中ではございますが、ご出席をいただきましてまことにありがとうございます。ちょうど今年度に入りましてからもう2カ月を経過いたしたところでございまして、今、行政の各分野で市民サービスの向上に、またそれぞれの事業の推進に向かいまして積極的に取り組んでおるところでございます。本定例会におきましては、条例の制定、そしてまた一部改正並びに北中学校屋内運動場等工事請負契約やその他繰り越しの報告、また専決処分の報告、さらには人事案件など15議案につきまして、きょうから11日間にわたってご審議をお願いをいたす次第でございます。議員の皆さん方にはよろしくご審議をいただきまして、それぞれ原案可決、あるいはご承認、ご同意を賜りますことを心からお願いを申し上げまして、開会に当たりましてのお願いと、そしてごあいさつにかえさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(西里晴昭君) ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより第3回定例香芝市議会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 会議録署名議員指名 ○議長(西里晴昭君) 署名議員でございますが、議長より指名させていただいてご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(西里晴昭君) 異議ないようでございますので、13番藤本みや子君、17番田中信好君にお願いをいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程2 会期議事日程の決定(議会運営委員長報告) ○議長(西里晴昭君) 続きまして、本定例会の会期及び日程を議題といたします。 議会運営委員会で会期及び日程についてご審議を願っておりますので、議会運営委員長から報告を求めます。 田中運営委員長。 ◆議会運営委員長田中信好君) 失礼をいたします。 第3回定例市議会を開催されるに当たりまして、6月3日に運営委員会を開いていただきました。その結果と経緯を委員会を代表してご説明申し上げたいと思います。 まず、第3回定例会の会期でございますけれども、きょう11日から21日までの11日間とすることでございます。きょうは本会議、あすあさっては土、日、休会ということで、13日が日曜日、14日一般質問、15日が一般質問、16日が総務文教委員会、17日が民生水道委員会、18日が建設経済委員会、19、20日が土、日、休会で21日が最終本会議ということで決定をさせていただいております。 また、日程でございますけれども、本日、本会議が開会されるまでに委員会を開いていただきまして、本日の日程等についてご審議をいただいております。私の委員長報告の後、議長諸報告、4番目にスポーツ公園建設特別委員長報告、5番目に西名阪問題特別委員長報告、6番に土地開発公社問題特別委員長報告、7番目に都市計画特別委員長報告、8番目に市長行政報告、9番目に議案の一括上程、10番目に報第1号、報第2号、報第3号を一括提案をしていただくということで、13番目に同第5号、14番目に諮第1号、15番目に提案理由説明をいただくと、16番目に総括質疑と、17番目に委員会付託という予定でございます。 なお、委員会付託につきましては、総務文教委員会に承第1号、承第2号、議第31号、議第32号、議第33号、議第34号、議第36号を付託すると。民生水道委員会には、承第3号、議第30号を付託するということでございます。建設経済委員会には、議第35号を付託するということでご審議をいただいております。 また、一般質問につきましては6月8日が締め切りということで通告をさせていただいております。4名の方から一般質問の通告が出ております。きょうの運営委員会の中で順位等について審議をいただいております。1番目に芦高省五君、2番目に縄田佳孝君、3番目に藤本みや子君、4番目に長谷川翠君の順番で一般質問を行っていただくということで順位を決めさせていただいておりますので、あした改めて運営委員会を開かないで直ちに一般質問に入っていただくということで決定をいたしております。 なお、本会議がひとつスムーズに進行しますように、議員皆さん方のご協力をよろしくお願いいたしまして、私の委員長報告を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(西里晴昭君) どうもご苦労さまです。 ただいまの議会運営委員長報告に対して質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(西里晴昭君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。 お諮りいたします。 ただいま議会運営委員長から報告ありましたとおり、本定例会の会期は本日11日から21日までの11日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(西里晴昭君) ご異議ないようでございますので、議会運営委員長報告どおり本定例会の会期は6月11日、本日より6月21日まで11日間と決します。 続きまして、本日の日程でございますが、お手元に配布の議事日程のとおりでご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(西里晴昭君) 異議ないようでございますので、お手元の日程案どおり本日の議事日程とすることに決します。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程3 議長諸報告 ○議長(西里晴昭君) 諸般の報告をいたします。 監査及び現金出納検査の結果報告が来ておりますので、その写しをお手元まで配布しておりますからご了承のほどよろしくお願いいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程4 スポーツ公園建設特別委員長報告 ○議長(西里晴昭君) 日程に従いまして、スポーツ公園建設特別委員長から報告を求めます。 田中委員長。 ◆スポーツ公園建設特別委員長(田中保君) 議長の許可をいただきまして、平成11年5月31日市議会スポーツ公園建設特別委員会を招集いたしました。その経過と結果について、委員会を代表してご報告申し上げます。 何分初めての委員会でございます。担当する職員を紹介し、理事者より今日までのスポーツ公園に対する取り組み、あるいは経過について説明を求めたわけでございます。後で、先山市長行政報告にも構想策定に対する取り組みについて報告をされるところでありますけれども、まず所管よりスポーツ公園構想に向けての現在までの取り組みの主な内容、そういった点について報告を受けたわけであります。その中で、スポーツ公園は市民が集い、自然と触れ合い、健康づくりの場として、またスポーツへの参加を通して心身をリフレッシュし、市民相互や家族との団らんを楽しむ場として位置づけてまいりたい。 さらには、幼児・児童ら、また高齢者に至るまでの市民すべてが安全で自由に遊び、生き生きと輝き、ゆったりとくつろげる憩いの空間の提供の場として検討をしていまりたいと、こういうことでございます。 いろいろな角度から市民意識調査、これらも実施しており、その中で運動公園計画という視点から、市民の意識、要望等を探ってまいりました。その中では、現在の公園、スポーツレクリエーション施設に対する香芝市民の不満は非常に高く、スポーツ活動に対する意識が高い。具体的には、平成6年の市民意識調査によるデータで、余暇に行いたい活動の項目の中で、30.8%の人々がスポーツ活動を上げており、本年の5月5日に開催された「さわやか健康デー」のアンケートでは、現在継続的にスポーツを行っているかという項目には34%の香芝市民が行っていると答えており、50%の人々は機会がないから行っていない、こういう調査結果を見ても、市民の潜在的なスポーツ活動に対する意欲は非常に高い、このように考えているところであります。 平成10年の市民意識調査によるデータからは、子供の遊び場の整備、スポーツ施設整備充実、身近に自然と親しめる、こういった場をつくることなど多くの方がこのように希望をされているわけであります。 香芝市が今後行っていこう、そうしている施設の中でスポーツ公園の整備に対して56%の市民が期待する、このように答えており、今後スポーツ公園構想が浸透していけば、スポーツに対する市民の関心、要求程度の深さから考えると、もっともっとこれらに対する期待が高まる、このように予想をされるわけであります。またその中で、現在の既設というか、現在の特定のクラブだけに限らず、老若男女が本当に参加できる、親しめる、このようなスポーツ等の構想もこういった中で取り組んでいかなければならないのではないか。そういう方向も示しているわけでございます。 なお、スポーツ公園の面積でありますが、これはあくまでも現計画でありますけれども、直接的な施設である運動関連施設では約8ヘクタール、憩いの関係施設で約6ヘクタール、駐車場で3ヘクタール、合計で17ヘクタールの用地面積が必要であり、自然林を残した中で、スポーツ公園面積として20ヘクタール強を目安として今後検討していきたい。今後の施設計画の具体化に向けて、こういったことを基本に弾力的に考えていきたいということでございます。スポーツ公園の事業化、これらを見据えた中で法的手続、あるいは諸問題について県、国の関係所管などの関連機関とも協議を続けていきたいし、今後こういった問題について鋭意協議をしてまいりたい、こういうことでございます。諸問題として事業をどのような手法で進めていくのか。選定場所自然公園の区域内とした場合の法規制上での問題、さらに河川や道路整備などの周辺問題といった共通する諸問題が多くあることは事実であるけれども、一つ一つ整理をしていかなければなりませんし、今後も関係諸機関と十分な協議を進めていく予定である。 以上が現在まで取り組みをしてきた、あるいは市としての構想の概要でございます。 この後、現在の香芝市体育施設の利用状況について説明があったわけでありますが、これは数ページに及ぶものであり、質問の中では私の方から答えますが、省略をさせていただきます。 以上の報告に対して、委員会として質疑をお受けをいたしました。この中で、平成6年度から本格的に取り組んでいるが、1,000万円の予算が流れたと。さらに、今回1,000万円が予算計上をされ、施設内容や面積について説明を受けた。また、場所等についても具体的に聞いてないけれども、こういった点についてはどうかと、このように委員会として質してまいったわけでありますが、これに対して理事者から、大局的に市内を4分割して鋭意選択をしてきたわけでありますけれども、当初7カ所の候補地から、現在は三、四カ所の比較検討を行っている。今後の課題として、この三、四カ所の中で道路、あるいは排水、こういった問題もあり、委員会を随時開催していただいて、委員会と十分に相談し、総合的に勘案し、この場所の決定を行っていきたいと、こういう答弁でございます。 さらにまた、場所を決定すると地元の対応、用地買収、こういったいろんな問題も絡んでくるので、そのタイミングスポーツ公園建設特別委員会と十分相談をしながら、タイミングを見た中で決定をしていきたい。 また、手法でありますけれども、都市計画決定で行えば、例えば補助金の問題、文部省の方法であればこれまた補助金、これらの財政的、あるいは補助的な要素、こういったものも十分検討した中で、委員会と相談をしながら上位機関等の財政的な問題等も勘案して決定をしてまいりたい、こういう答弁でございます。 ほかに質疑を委員長として聞いたわけでありますが、質疑がございませんでした。質疑を打ち切りました。ただこの中で財政的なこと、あるいは都市計画決定、今までのそのような例えば陸上なり、野球なり、既成のスポーツだけではなしに、県下で老若男女が本当に楽しめる、このようなことも取り入れた中で、県下でないような立派なものをつくっていきたい。これは理事者、特に先山市長として、こういった問題ついて委員会の中で意欲的に発言をしていただいておるわけであります。これも市民の期待にこたえるための情熱、委員会としてはそのように受けとめておったわけであります。そういったことも含めながら、都市計画決定文部省決定、こういったものを当面見地に入れながら、先進地の視察を鋭意努力をしていく。そして、いろいろなことを取り入れながら香芝市としてスポーツ公園の建設に取り組むと。こういうことで委員会として閉じさせていただいたわけであります。 以上が私の報告であり、私の報告漏れ、あるいは答弁漏れ等がありましたら、委員の補足説明をよろしくお願いを申し上げまして、委員会を代表しての委員長報告といたします。終わります。 ○議長(西里晴昭君) ただいまの委員長報告に対します質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕
    ○議長(西里晴昭君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程5 西名阪問題特別委員長報告 ○議長(西里晴昭君) 続いて日程に従いまして、西名阪問題特別委員長から報告を求めます。 北川委員長。 ◆西名阪問題特別委員長(北川重信君) ただいま議長のお許しを得ましたので、西名阪問題特別委員会の審査及び経過内容について、委員会を代表いたしましてご報告申し上げます。 当委員会は、5月31日に西名阪問題についてを案件として開会をいたしまして、改選後初めての委員会ということで、西名阪自動車道路低周波問題の最初からの経緯と、前回の委員会以後の経過報告と図面、また測定報告書等などにより理事者から説明を求めました。 それによりますと、用地買収等などについて道路公団部分は、吉川説夫氏の倉庫1軒が2月に契約を完了し、この倉庫及び店舗4軒分の建物の収去が完了をしています。 懸案の国道168号線交差点の藤田製作所は、代理人から移転補償具体的項目要求が出され、それは道路公団とのいろいろな差があり、道路公団は6月の初めに具体的な金額の提示を行うということで報告を受けました。 次に、道路公団が平成11年度に行う事業は、環境施設帯の一番西の部分に植樹帯の設置と県道上中、下田線から上牧町境界付近までの高速道路の橋脚の増設、連結及び補強工事であります。 次に、測定については道路公団が毎年1回道路騒音、低周波音及び高速道路交通量調査を行っております。前回は、平成10年4月22日、ことしは平成11年2月8日から9日にかけて24時間行いました。 測定場所は、今泉467番地の1で、測定位置は3地点で1つ目は高架橋直下、2つ目は高架橋から13メートル離れた側道と民地の境界線、3番目は高架線から20メートル離れたところであります。 騒音に係る要請限度は、第1種及び第2種区域で、昼間は75デシベル、朝夕は70デシベル、夜間は60デシベルとなっています。 騒音と低周波音は、どの位置においても騒音に係る要請限度内で基準を満たしておるということで、そして今回と前回と比較すると、騒音においても低周波音においても、1デシベルまたは2デシベル程度低くなっておるということです。 また、交通量は今回6万2,482台で、前回は6万9,950台で1割減少しているということです。その中で、特に大型車の混入率は、今回42.6%、前回は35%、約8%増加しておりますということです。 以上、報告に対し、委員会から、吉川氏の倉庫の件は道路公団で買収完了したということだが、中のテナントの方はどうなっているかと質され、理事者から、これは吉川説夫氏の倉庫であり、藤田製作所の件とは違う。単価に差があるため、6月に再度交渉されるという答弁がありました。 次に、委員会から、梅雨時期になり水害のおそれがあるということで、国道168号線沿いの水路の改良を早くしてもらいたい。それはどうなっているのかと質され、理事者から、当初、道路公団が梅雨までに行うようになっていましたが、県が左折レーンの工事と一緒にするということと聞いていますとの答弁がありました。 また委員から、県施工のローソンのところの左折レーンはどうなっているかと質され、理事者から、平成11年3月末に完了する予定だが、少し延びて現在は工事にかかっているとの答弁がありました。 委員から、県施工のユニオン産業の前の放置されているところの工事はどうなっているかと。また、当初計画の18メートルでするのか、道路幅は25メートルにするのですかと質され、理事者から、県は地主の了解をいただき工事発注もし、何とか平成11年度中に工事にかかると聞いております。また、とりあえず18メートルとするということであるという答弁がありました。 また委員から、県施工の工事がすべておくれているので、県に対し市がもっと積極的に取り組んでいただきたい。また、梅雨に入るまで水路の設備だけでもしていただきたいと要望がありました。 委員から、西名阪道路の騒音等の数値が今回と前回と比較し、今回の数値が1%程度低下したというのはどういうことかと質され、理事者から、平成10年の秋に防音壁の改修をされ、今回の数値は改修後で、前回の数値は改修前であるので、その結果、低下したと思われておりますとの答弁がありました。 委員から、騒音等の測定の報告は今後も続けていくが、いつまで続けていくのかと質され、理事者は、測定は国の基準を満たしているかどうかの確認もあり、道路公団から申し出がない限り続けていきますという答えと、また報告もしていくということであります。 そして閉会後、委員から県に対し我々も県にもっと積極的に取り組んでいただきたいと要望しに行こうではないかという話がありましたので、部長及び課長と一緒に県に対し事業進捗について早期完了に向けて強く要望し、また改めて委員会としてお願いに来させてもらいますということで行ってまいりました。 以上で、西名阪問題特別委員会審査内容について報告は終わりますが、私の報告漏れなどありましたら、所属委員各位補足説明をよろしくお願い申し上げます。終わります。 ○議長(西里晴昭君) ただいまの委員長報告に対して質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(西里晴昭君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程6 土地開発公社問題特別委員長報告 ○議長(西里晴昭君) 続いて日程に従いまして、土地開発公社問題特別委員長から報告を求めます。 岸委員長。 ◆土地開発公社問題特別委員長(岸為治君) 日程に従いまして、議長の許しを得て平成11年6月1日土地開発公社問題特別委員会の開催いたしました会議の内容を報告させていただきます。 当日、委員8名中3名の欠席をやむなくいたしまして、5名で委員会を開催いたしましたのでございます。議題といたしまして、土地開発公社問題についてということでございましたが、まず前回から引き続いて行われており、理事者からこの和解問題についてを説明されました。和解調書といいますか、これらにつきまして、以前この議会でも委員長報告をさせていただきましたように、和解をいたしますというところの和解調書をつくられて、正式に平成11年の4月3日付をもちまして正本ができ上がったということの報告を受け、その報告正本を各委員に手渡されました。しかし、法的文書でございますので、大変難しい、解読しにくい分野もありますので、まず理事者の方からこれの内容についてを十分わかりやすく示されるという形で報告を受けたわけでございます。また、手渡されましたこの調書の正本については熟読願った後、元に戻してもらいたいということであったわけでございます。その報告によりますと、平成7年4月3日、公社が当事件を提訴して以来、3年11カ月にわたって20回の口頭弁論を経て、平成11年3月4日に奈良地方裁判所葛城支部において裁判の和解勧告により和解が成立したもので、和解調書による和解条件の写しに基づき、結果を報告するということになって報告を受けました。 1点目は、原告、被告は本件控訴を取り下げる。2点目は、穴虫・田尻線の事業用地である関屋848番の4、間谷の件について、平成3年2月20日に土地売買契約書を交わし、それらに基づく残金3,347万9,000円を相手方に支払う。3点目は、関屋間谷の代替地であった狐井410番、地目、田、地積1,059平米の土地売買契約は合意解約となり、手付金5,000万円を相手に返還する。4点目は、相手が駐車場として利用していた土地、下田西4丁目188番の10、同191番の6、合わせて132.29平米、約40坪を平成4年5月ビル建設当時の鑑定価格において7,408万2,400円、坪単価185万1,000円で相手方に売り渡す。5点目は、相手方から公社用地の使用料相当損害金として平成4年度から平成10年度までの6年度分、合わせて939万6,600円をもらう。以上が和解内容である。公社が相手方に、また相手方が公社に支払う金額それぞれ8,347万9,000円は対等額で相殺する。以上の和解結果に基づき、処理手続を完了しておりますという報告を受けたのであります。いずれも金銭は伴わないままに和解ができましたという報告でありました。 このことについて、委員から、間谷とそうした狐井の土地の関係で解決するということはおかしいじゃないかと。本当は、ニチイの120平米と狐井の1,440平米のこの問題がなぜ間谷を加えた、こういう和解にしたのかという質疑があったわけでございます。これに対しましては、理事者は、以前の委員会で説明したように、裁判の原告としては土地の売買契約が価格、面積に開差があり過ぎるとして、公序良俗に反すると主張してきたが、平成9年5月の裁判所の審理過程の中で公序良俗の立証が困難であると、裁判所の判断が出されたことに基づいて裁判所から和解勧告を受けて和解がされたのであるという経過報告が示されました。 また委員から、ニチイと狐井の土地の問題について、議会では問題があるという意見があったと裁判所に言ったのかどうかという質疑があったわけでございますが、これにつきまして、市の方からそのような主張も行っており、裁判所の方もわかってあるはずであるが、議会からこのような意見があるなどと改めては言っておらないという答弁があったわけでございます。この間、休憩に入りまして、再び会議を開き、その休憩中にいろいろ意見交換もいたしまして、これが和解の報告であるということだから、これらについては和解されたという報告のみで、以前には議決するべき問題でもあり、多数決で決める問題でもないということを含んだ話し合いをし、了解をしていただきたいということを休憩中に意見統一をしたわけでございます。再開いたしまして、このような問題が今後絶対に起こらない歯どめ、再度再発しないように、これらについては公社として今後どう考えているのかという質疑があったわけでございますが、理事者側から、以前にもそれらの意見を質されており、今後十分留意して実務、執行に当たっていきたいという反省の答弁がありました。 委員から、これで終わっても市民が感情を漏らしてきて、そして納得のいかないという点が多く出されてきた場合はどうするのかということもあったわけでございます。非常に以前の間谷の鑑定結果、あるいは狐井の鑑定結果と相違点があるということも再度繰り返されましたが、しかしそれらについては休憩中にも話をしておることであり、もうそのことについては委員としての発言はとめていただきたいということで、報告にしていただくということで終わってもらいたいということを委員長からお願いいたしまして、このことにつきましては、いわゆる和解ができたというところの報告を受け終わっております。 引き続きまして理事者から、ペットボトル等の分別収集に伴い、収集されたペットボトルを圧縮機で圧縮して梱包する作業所建設用地が必要となってきたので、公社が保有している旭ケ丘小学校の東側の用地を市の申し出により提供したいという考えであるというところの報告を受けたわけでございます。 これにつきまして委員から、旭ケ丘小学校の東側にペットボトルの処分場をつくるということについては、予算にも計上されておる。すなわち美濃園にそのような施設ができないのかという意見もあり、リサイクル法で暫定的に緊急避難的につくるんだと理解するが、美濃園にその施設をつくるまでのつなぎとしても、その間開発公社として市にその場所を貸すということなら、使用料の取り決め方が必要ではあるのかと。恒久的に考えないのか、恒久的に使用するなら、市に高価で買い取ってもらわなきゃならいなという意見があったのでございますが、このことにつきましては、理事者といたしまして、臨時的に使っていただくんだということで理事者の答弁があったわけでございます。 しかし、委員から、また臨時であろうと、なかろうと、やはり開発公社も大変大きな借金をしておる。90億円のそのままの借金をどうして返済していくのか。やはりこれらについては市がきちっと買い上げをして、それからそれらの施設をつくっていくべきではないかという意見があったわけでございます。しかし、これらにつきましては、現在のところこの施設をつくるということにつきましては、美濃園との関係もあり、いわゆる市が買い取るという場合は、補助金ももらわなければならない。今まだ制度までできておらず、とりあえず事業用地としての補助金をもらえるようにならなければ、やはり開発公社の土地を買収するということは難しいのだということで、臨時的であるので、まず報告をし了解を求めたいということであったわけでございます。 しかし、委員の方から認識はしておるけれども、その方向に向かって再検討するという考え方がないのかと、黒字で良い開発公社であればどんな考え方をしてもいいけども、開発公社も市に対して使用料を要求しないで済むという状態ではない。したがって、今はそれなりの使用料をもらうというような形を含めて考えてもらいたいという要望がありました。これに対しまして、理事者から説明があり、開発公社の土地であってみても、第三セクターは厳しい状況、環境であり、立場を異にすると公社の健全化という問題が出てくるので、内部においても論議をした。五位堂駅前のビルも公社で買収したが使用料の話はなく、また道路敷きでその教育施設等の駐車場にして使用している場合もあると。したがって、これらについても賃貸料を支払うことなくやってきたんだから、このペットボトルの圧縮機装置についても無料でやっていきたいということであれば考えていかなければならない点もあるという理事者の答弁があったわけでございます。 また、美濃園の近くでそういうペットボトルの収集場、ストックヤード等をつくることによって、それらにカラスとかが来ていろいろと問題を起こす点もある。その辺についてどうするという意見でありましたが、それらにつきましては、ただきれいなぺットボトルを集めて、そこで圧縮するだけであって、迷惑はかけないものであるいう答弁がございました。 さらにまた、その答弁につけ加えて、これは市民生活部から要望があって、無料で貸してもらいたいという意見があったので、現在のところやむなくその開発公社の旭ケ丘小学校の用地を提供していくことになっておるということでございました。 引き続き、委員から開発公社が健全な運営をし、また十分利益も上がっておるというのであればいいけれども、このことについては開発公社も、やはり利息だけでも大きな利息を支払わなけりゃならない状態であるんだから、臨時だから借りておく、そういう状態だから今は買い取ってはもらえないから、その使用料をもらわないというような形でいくとなれば、先ほど報告がありましたその和解の報告書の中に駐車場として貸しておったその間のやはり借地料もいただいておるということになっておれば、どちらにしろ、市であろうと、やはり個人であろうときちっとしておいてもらわなきゃならない。臨時だからいいということではおかしいということの意見が出されました。このことにつきまして、市といたしまして、特に市長の方からこの問題については考えていくということがあり、また委員から、そんな生易しいことはいかないぞと、はっきりしておきなさいという厳しい意見が出まして、それにつきましては、理事者は先ほど来開発公社の土地を市に無料で貸し付けるということをあえて委員会が認めたのではない。やはりそれらはきちっとしておくべきものであるということで、ここではっきりと言えなければ、今後十分検討した上で、この結末を委員長に報告し、そしてそれらの処理をしてもらいたいという強い委員の要請がありましたので、理事者の方といたしましても、そのように今後再度開発公社の理事会の間に検討いたしますということの答弁を得て、一応本委員会は本日終了いたしました。 以上が6月1日の土地開発公社問題特別委員会委員長報告です。私の報告漏れ等がありましたら、補足説明をお願いいたしまして、委員長報告を終わります。 ○議長(西里晴昭君) ただいまの委員長報告に対して質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(西里晴昭君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程7 都市計画特別委員長報告 ○議長(西里晴昭君) 続いて、日程に従いまして都市計画特別委員長から報告を求めます。 吉川委員長。 ◆都市計画特別委員長(吉川政重君) 失礼いたします。 ただいま議長のお許しを得ましたので、都市計画特別委員会の審査の経過と内容についてご報告申し上げます。 当委員会は、去る6月3日に全員出席のもと都市計画についてを案件とし開会をいたしまして、前回の委員会以降からの取り組み状況について理事者から説明を求めました。 それによりますと、五位堂駅前北西地区の土地区画整理事業については、1月に下田、狐井、その他3地区の権利者説明会を行い、4月9日に協議会を開催し、その中で出た質疑、意見等について報告し、検討をしていただいている。そして、5月26日にも協議会を開催し、事業推進上の課題、問題点等の検討をしていただいている。今後も、事業推進のために関係機関、権利者との協議に積極的に取り組んでいきたい。 次に、線引き、用途地域の見直し作業の状況については、現在県において各市町村からの素案に基づき、県素案を関係機関との調整を図りながら策定中である。今後は、来年1月ごろに公聴会を開催し、県としての原案の策定が行われ、来年中には決定の運びとなる予定である。 続いて、香芝高山台地区の都市計画の決定及び変更については、3月12日付で香芝高山台土地区画整理事業地内の一部用途地域の変更と、それに伴う高度地域、準防火地域の変更と、地区計画の決定手続がなされた。高山台土地区画整理事業は、本年4月から一部使用収益が開始されており、9月ごろには全地域の使用収益が開始の予定である。これに伴い、都市計画によるまちづくりの推進に今後取り組んでいきたいと考えている。 次に、穴虫・田尻線の駅前広場3,200平方メートル、本線90メートルの道路建設工事と、それに関連する自転車駐輪場1,470平方メートルの造成工事等の事業については、本来なら平成10年度事業として施工する予定であったが、関係地権者との交渉が難航しおくれていた。しかし、先般交渉がまとまり、本議会に議案の提出をしている。 以上の説明に対し、委員から、五位堂駅前北西地区土地区画整理事業の地権者の賛成、反対の実数はどれくらいか質され、理事者から、アンケート等を取ったのは約3年前で、その時点の基本的なスタンスについての意見を伺ったが、内容等を聞かせてもらわないと賛成、反対も言えないという方々の比率が高い状況であった。 それ以後説明会、協議会等を開催した中で減歩率、固定資産税の取り扱い等整理をし協議していただいたが、土地区画整理事業というのは、原案等を提示しない中での賛成、反対というのは数字的に余り意味がない。 今後、事業計画案の立案に向け、諸問題を解決した状況の中で、最終的な意向の確認を行うが、現在までの説明会等で把握している状況においては反対者はそれほど多くないと思うとの答弁がありました。 また、委員から反対者は何割ぐらいで、どのような意見が出ているか質され、理事者から、当初に賛成、反対をとり、区域全体の中での意向把握を行った。反対者の大半は現状で土地利用ができる方々で、特にその中で反対者が多い国道165号線の周辺、密集している山崎地区は、協議会で協議の上、今後の事業区域から削除した状況で原案を進めている。現在の施行区域内については、まとまった形での反対意見は把握していないとの答弁がありました。 委員から、区画変更に関する進捗状況はどのようになっているか質され、理事者から、土地利用計画、事業区域、事業外区域等の関係については、国、県の協議が必要であるので、4月以降、国の方に対して、県ともども基本的な考え方について協議を進めており、その中で資料づくりにも着手している。地区外になる場合は、都市計画決定に残すと制限が残る等の問題があり、これらの問題点を整理をし、変更の理由を明確にして素案を早くまとめるため、県や関係機関と打ち合わせをしながら進んでいる。 また、一番問題になるのは、権利者の動向であり、今後並行して減歩率の考え方、農地換地の取り扱いの問題等を協議会を通じて素案の作成をし、まとまれば地権者に提示していく。 現在の予定は、当初より数カ月おくれているが、平成12年度に事業計画の決定、仮換地の指定の作業に入りたいと考えているとの答弁がありました。 また委員から、住民の方が梅雨時期を迎え、水害を危惧されており、五位堂駅前北西地区土地区画整理事業と関連して、全体的な葛下川の雨水の対策は、何年したらできるか質され、理事者から、下田集落地区の葛下川は、県の高田土木事務所及び産業建設部が説明会を行い、現在一部補償交渉等に着手している。下田の国道165号線から合流点までの間を改修できれば、水害についての一定の調整はできると思う。 区画整理事業は、平成12年度に事業計画の決定、仮換地の指定に入る予定で、事業的には5年から7年の期間を予定しているが、区画整理地区内の熊谷川までの間は、下流の工事の状況にあわせて早い時期に可能であると思う。ただ、旧河川とのかかわりがあるので、その整合性をどのようにするかということと、下田地区内の建物移転等の中には区画整理西地区内で代替地を求められている方も相当数あるので、事業の進捗については、できるだけ仮換地の指定を早くすることが、全体的な促進につながるという考えでいるとの答弁がありました。 また委員から、現状の葛下川の管理等は、県の高田土木事務所に要望しているのか質され、理事者から、改修するまでの維持管理は、高田土木事務所で石垣の補修等を含めしていただくとの答弁がありました。 委員から、説明会の中で協議会の内容を地権者に聞かせてもらいたいという意見が出ている、そのことに対しどのようにされるのか質され、理事者から4月及び5月に開催した協議会の中で取りまとめをし、基本的に協議中のものは方向づけができていないので提示できないが、ある程度決定したものについて必要な場合には、協議会と相談しながら一定の文書は提示していく方向である。現在、委員の選出の状況、名簿等を通知させていただく作業に入っているとの答弁がありました。 また委員から、具体的な内容については検討中と理解してよいか質され、理事者から、現在のところ前回の説明会で説明した内容以外に協議会で確定したものはない。今後、協議した中で方向づけの決まったものについては説明会も行うが、必要な場合には事前に知らせる。そして、知らせる内容については保留ということではなく、説明会で行ったものは除き、決定したものを知らせるとの答弁がありました。 委員から、知らせる対象は除外の地域の人も入るか質され、理事者から、説明会の出席者を対象にしている。本来地区外になる方には、地区外になることを知らせるということも出ていたが、国や県との協議の中でその扱いの処理が決まっていないので、その中身は出していないとの答弁がありました。 委員から、区域を除外する場所はどこか質され、理事者から、基本計画、事業計画の予定区域としては、国道165号線から北側はすべて除外し、南側についても旧水源地のあった山崎地区の集落、東朋香芝病院の前の店舗の部分は、除外したい意向で協議しているとの答弁がありました。 また委員から、建設省とはまだ協議していないのか質され、理事者から、都市計画の変更は国の認可になるので、5月に国に出向き協議をしている。しかしながら、いったん都市計画決定をしているので、国は変更理由を明確にして承認が得られるようにということなので、どういう方法でするかということについては、まだ市と県で現在協議中である。いずれにしても、事業化をして残った部分について制限が残ったままでは問題があるので、対応はしていきたいとの答弁がありました。 また委員から、建設省の都市計画課では、一部区域を除外するということはよほどの理由がない限り難しいと聞いている。地権者は、除外してほしいという要望があるのだから、再度建設省に行って何とか地権者の意向に沿うよう努力してもらいたいとの要望がありました。 委員から、水害等のこともあり、葛下川の改修で旧河川はどのようになるのか質され、理事者から、区画整理地区内の予定の葛下川は、新河川ということで現在の河川の南側を東西に走ることになる。事業区域外の旧河川は、周辺排水のこともあるので、現在の状況で残ることになるとの答弁がありました。 また委員から、新河川のルートが変わるということはあるかと質され、理事者から、五位堂駅前北東地区の葛下川の取りつけは決まっており、また、もう一方の取りつけも鳥居川との合流点で説明会も終わり、一部用地買収に入っているので、ルートは変わることはないとの答弁がありました。 委員から、屯鶴峯の県道香芝・太子線は、いつ完成するか質され、理事者から、県の高田土木事務所が、国道165号線の合流点から順次施工しており、竹田川までの間は買収が完了している。現在、屯鶴峯の入り口から大阪府と奈良県の府県境までの用地買収が残っておるが、地籍混乱地ということで、その更正作業を行っている。市としては、早急にしてもらえるよう県に要望していくとの答弁がありました。 委員から、大変難しいと思うが、何かいい方法を考え、もう少し前向きに努力して早く完成していただきたいとの要望がありました。 委員から、高山台の地区計画は決定したか。また、その変更はできるか質され、理事者から、地区計画の決定は3月19日付で用途変更とあわせて決定告示がなされた。また、建築される方は、地区計画の制限の範囲内で利用していただく。その地区計画の変更等はよほど大きなことがない限り、個人の事情で変更することは難しいと思うとの答弁がありました。 また委員から、真美ヶ丘の場合、公団や都市運営施設や幼稚園の用地を住宅用地に変更した。住宅用地を幼稚園用地なりに変えることはできないのか質され、理事者から、真美ヶ丘の場合は、地区計画等はされていない。当初の土地利用計画の中で地区センター、公園、住宅用地等があり、社会の変革等で必要のなくなってきたものについて、変更するのは特に問題はないとの答弁がありました。 以上で、都市計画特別委員会の審査内容についての報告は終わりますが、私の報告漏れ等がございましたら、所属委員各位補足説明をよろしくお願い申し上げ、報告を終わります。 ○議長(西里晴昭君) ただいまの委員長報告に対して質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(西里晴昭君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 以上で特別委員長報告を終わります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程8 市長行政報告 ○議長(西里晴昭君) 続いて、日程に従いまして、市長の行政報告をお受けいたします。 先山市長。 ◎市長(先山昭夫君) さきの3月定例市議会から3カ月が経過いたしましたので、この間の主な事項につきましてのご報告をいたします。 まず、企画調整の関係でございます。 スポーツ公園構想策定に向けて取り組みについてでありますが、さきの4月臨時議会で、「スポーツ公園建設特別委員会」を設置いただきまして、5月31日にその第1回目の特別委員会を開催いただいたところでございます。 委員会では、スポーツ公園構想の基本的な考え方や市民ニーズの把握、施設整備や面積などの考え方につきましてご報告をいたしました。 次に、文化振興についてであります。 市民参加の情報誌として発行いたしております「香芝遊学」を、先月、第8号として刊行させていただきました。この「香芝遊学」は、香芝市民が郷土理解と文化への造詣を深めていただくための情報誌として、市民に定着しつつあると考えております。今回は、昨年オープンいたしました「かしば・屯鶴峯温泉」や戦後間もなく今泉から出土いたしました、本市の指定文化財の銀装の大刀が見事に復元された様子などを紹介させていただきました。今後も、ふたかみ文化センターを拠点とした市民参加のまちづくりを積極的に推進してまいりたいと存じます。 次に、女性施策につきましては、今年度より2カ年事業で、女性行動計画の策定に取り組む予定でありますが、まず市民の意識調査や実態調査を行い、また新たに女性問題懇話会を設け、今後の女性施策のあり方を研究してまいりたいと考えております。なお、懇話会の委員の人選につきましては、幅広い層からご意見を仰ぎたいと考え、議会の代表、各種団体の代表に加え、一般市民からも参加いただけるよう、公募により2名の方が懇話会のメンバーに加わっていただいております。また、庁内の関係部局間の連絡調整を目的といたしまして、女性施策推進会議を組織いたしまして、男女共同参画社会の実現に向けて、精力的に施策を展開してまいりたいと考えております。 次に、総務関係でございます。 情報公開制度づくりと文書管理についてであります。 情報の公開は、今日のまちづくりを推進する上で不可欠であります。現在、より開かれた市政を目指しまして、各分野の代表による情報公開懇話会を設置し、情報公開に向けた制度づくりに取り組んでいるところであります。今後は、情報公開制度が有効に機能するよう議論を重ねていただき、本年10月には懇話会の提言を得て、条例の作成に取り組み、平成12年度中の情報公開を目指して努力を重ねていく所存でございます。 また、文書管理につきましては、本年度でファイリングシステムを全庁的に導入いたしまして、事務改善を図るとともに、現在情報公開に対応できる文書整備と環境づくりに努力をいたしております。 次に、市民生活の関係でございますが、平成10年度香芝市老人保健特別会計の収支状況でございますけれども、概算交付額が収入見込みを下回ったことによりまして、収支不足が生じましたので、本年度予算の歳入歳出にそれぞれ1,860万1,000円を追加補正をし、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をしましたので、よろしくお願いをいたします。 次に、保健福祉の関係でございますが、介護保険制度の準備体制についてでありますが、介護保険制度は、介護を社会全体で支え、利用者の希望を尊重した総合的なサービスが安心して受けられる仕組みとして、平成12年4月から実施されます。介護保険でサービスを受ける場合の要介護認定・要支援認定等の作業が必要となることから、保健・医療・福祉の専門家からなる介護認定審査会を設置するために、香芝市の介護認定審査会の委員定数等を定める条例を本議会に提案させていただいておりますので、よろしくお願いをいたします。 また、介護保険事業計画策定委員会では、議会代表を始め、学識経験者の方々によりまして、昨年度に実施した実態調査をもとに、事業計画の策定について審議をいただいており、来年3月には「香芝市介護保険事業計画」としてご報告できるよう計画をいたしております。 また、前年7月より自治会、老人会、ボランティアの各関係団体の皆さん方のご協力をいただきまして、介護保険制度の説明会を開催してまいりましたが、今後も引き続き市民のご理解とご協力をいただくために、順次開催をする予定をいたしております。 次に、都市整備の関係でございます。 都市整備事業につきましては、国庫補助金の内示もほぼ要望どおり受けましたので、事業に取りかかるための作業に入っております。 穴虫・田尻線につきましては、関屋駅前広場3,200平方メートル、本線90メートルの道路建設工事及び自転車駐車場1,470平方メートルの造成工事を施工いたしたく、村本建設株式会社と仮契約を締結し、本議会に提案させていただいておりますので、よろしくお願いをいたします。 二上・田尻線、磯壁・新在家線の街路事業につきましては、事業の早期完成を目指しまして、用地買収に努力をいたしておるところでございます。 中和幹線につきましては、逢坂工区及びツハ山地域の工事発注の準備を進めており、残用地の取得につきまして鋭意取り組んでおります。 次に、下水道事業についてでありますが、市民が健康で快適な文化生活をするために、下水道はなくてはならないものであります。その整備に対する要望も強く、前年度に引き続き幹線管渠の工事延長を行う一方、面的整備の充実にも努め、普及率の向上に取り組んでまいりたいと考えております。今年度発注の工事につきましては、現在、設計委託等の発注準備作業に取りかかっており、9月に一部工事発注を行う予定であります。なお、平成10年度中に整備いたしました区域約21.5ヘクタールにつきましては、7月初旬に供用開始の予定でございます。 土地区画整理事業でございますが、五位堂駅前北(西地区)の土地区画整理事業につきましては、事業を推進するために関係機関と協議を重ねながら、地区界測量及び調査関係の作業を進めております。今後も事業推進のために積極的に取り組んでまいりたいと存じます。 高山台土地区画整理事業につきましては、4月から工事完了した区域から使用収益開始の運びとなりまして、9月ごろには全区域の使用収益開始となる予定でございます。 次に、産業建設の関係でございますが、県が施工する葛下川改修事業につきましては、家屋調査が完了いたしまして、6月初旬から用地買収に取りかかる計画をされております。また、西名阪周辺整備事業につきましても、国道168号から香芝インター線へ左折レーンは、県高田土木事務所において工事に着手されており、6月末日に80メートルの左折レーンが完成する予定でございます。 次に、穴虫地内竹田川河川改修事業に伴う、穴虫第4橋の橋梁かけかえを合併施工として県に委託いたしておりましたが、工事がおくれたために繰越明許をお願いいたしております。 また、本市事業でございます磯壁地区内道路新設工事において、産業廃棄物があり、その撤去と地権者の同意を得るのに日時を要しまして、工事竣工が6月末日になり、平成10年度の支出ができないことから、事故繰越をお願いをいたしておりますので、よろしくお願いいたします。 今池流域貯留浸透事業につきましては、平成11年度工事は、盛土工、護岸工、のり面保護工、管理施設工等であり、引き続き工事を行いまして、第1段階の工事は平成12年3月末に工事完了の予定をいたしております。 また、市が行う道路新設改良や河川改修等の各事業につきましては、計画的に実施を行い、快適な生活環境と秩序のあるまちづくりに努めてまいりたいと考えております。 次に、地域振興券交付状況についてでありますが、対象別に3月中旬からそれぞれ交付をし、5月31日現在、1万4,394人の皆さんに交付をいたしました。振興券の使用状況は、既に19万7,320枚、全体の68.54%の換金請求が金融機関より提出されております。 なお、地域振興券の取扱店につきましては、香芝市商工会を通じて616事業所からの特定事業者の登録がありました。 次に、教育の関係でございますが、来春4月の開校を目指しております香芝北中学校につきましては、そのシンボルでございます校章及び校歌の作詞を6月発行の「広報かしば」で一般募集を行う予定をいたしており、その審査並びに選考を行うために、選考委員会を設置させていただき、開校準備を進めているところであります。 一方、建設工事につきましては、外周の擁壁工事の基礎工事や校舎棟のくい打ち作業を終えまして、現在、本格的な工事着工に入っております。また、平成11年度事業で予定いたしておりますプール、それから屋内運動場及び武道場、さらには太陽光発電システムの事業につきましても、全体工事の進捗にあわせた中で順次工事を進めていき、開校に支障の来さないよう施設整備を行ってまいります。 なお、今回、屋内運動場及び武道場新設工事請負契約の議案を提出させていただいておりますので、よろしくお願いをいたします。 次に、本市小・中学校の児童・生徒の不登校問題についての対応でありますが、ここ3年間80数名が不登校の状況にございました。依然として憂慮すべき状況にあると考えております。 この問題の解決は、また解消を目指しまして、本年度は香芝中学校と香芝東中学校にカウンセリングルームの整備を図るとともに、昨年度に引き続き全中学校にスクールカウンセラーを配置し、さらに香芝中学校と香芝東中学校には、心の教室相談員を配置し、また「香芝市すみれ教室」その他関係諸機関との連携を緊密にしていくなど、より一層きめの細かい指導に努めてまいりたいと考えております。 次に、水道関係でございます。上水道事業につきましては、平成10年度の決算額を試算いたしました結果、県水受水量は767万1,870立方メートルで、これに対しまして有収水量は735万9,602立方メートルでございます。有収率95.9%となる見込みでございます。この結果、1立方メートルの販売価格は204円78銭となり、給水原価は236円24銭と試算をいたしております。 なお、事業収支におきましては、収入で約17億8,999万円、支出で18億4,235万円となり、差し引き約5,236万円の純損失となる見込みでございます。 次に、送配水管布設工事は、順次設計・施工に取り組んでまいるところでございます。 なお、私も香芝市政をお任せいただきましてから丸3年を経過いたしました。マラソンで申し上げますと、ラストスパートをかけようとする大切な時期を迎えておるわけでございます。しかしながら、現在の社会経済状況は、大変厳しい中にございます。加えまして、国会では重要法案が成立し、また成立を目指しているという目を離せない大きな変革期に差しかかっておるところでございます。この時期、私たちは一歩一歩着実に、一層のレベルアップを行い、地方分権の時代に対応すべく、職員ともども気を引き締めまして、市政運営に取り組んでまいる所存でございます。 議員各位におかれましては、今後とも香芝のまちづくりにお力添えを賜りますようお願いを申し上げまして、私の行政報告といたします。ありがとうございました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程9 議案一括上程 ○議長(西里晴昭君) それでは、続きまして日程に従いまして、議案の一括上程をいたします。 事務局から議案の目次朗読をさせます。 上田局長。 ◎議会事務局長(上田武志君) 報第1号平成10年度香芝市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について、報第2号平成10年度香芝市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について、報第3号平成10年度香芝市一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について、承第1号香芝市税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告及び承認について、承第2号香芝市税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告及び承認について、承第3号平成11年度香芝市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分の報告及び承認について、議第30号香芝市介護認定審査会の委員の定数等を定める条例を制定することについて、議第31号香芝市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正することについて、議第32号香芝市税条例の一部を改正することについて、議第33号香芝市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正することについて、議第34号香芝市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正することについて、議第35号大和都市計画道路3・4・743穴虫田尻線建設事業工事請負契約の締結について、議第36号香芝市立香芝北中学校屋内運動場及び武道場新設工事請負契約の締結について、同第5号香芝市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて、諮第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。 以上でございます。 ○議長(西里晴昭君) 暫時休憩いたします。              午後0時00分 休憩              午後2時06分 再開 ○議長(西里晴昭君) 休憩を閉じて再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程10 報第1号 △日程11 報第2号 △日程12 報第3号 ○議長(西里晴昭君) お諮りします。 報第1号、報第2号、報第3号について一括議題といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(西里晴昭君) ご異議ないようでございますので、報第1号、報第2号、報第3号を一括議題といたします。 事務局から議案の朗読させます。 上田局長。 ◎議会事務局長(上田武志君) 報第1号平成10年度香芝市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について。 平成10年度香芝市一般会計予算の繰越明許費は、次のとおり翌年度に繰り越したので、地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第146条第2項の規定により報告する。平成11年6月11日報告、香芝市長先山昭夫。 報第2号平成10年度香芝市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について。 平成10年度香芝市下水道事業特別会計予算の繰越明許費は、次のとおり翌年度に繰り越したので、地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第146条第2項の規定により報告する。平成11年6月11日報告、香芝市長先山昭夫。 報第3号平成10年度香芝市一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について。 地方自治法(昭和22年法律第67号)第220条第3項ただし書きの規定により、平成10年度香芝市一般会計予算において、次のとおり事故繰越しをしたので、地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第150条第3項の規定により報告する。平成11年6月11日報告、香芝市長先山昭夫。 以上。 ○議長(西里晴昭君) それでは、理事者から提案理由説明を求めます。 先山市長。 ◎市長(先山昭夫君) 報第1号平成10年度の香芝市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告につきましての提案理由の説明を申し上げます。 本案は、繰越明許費として平成11年3月議会におきまして議決をいただきました各事業について、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものでございます。 まず、農林商工費の商工費におきまして、地域振興券交付事業として3億1,400万円の議決をいただきましたが、実質翌年度へ繰り越す額は3億60万円となりました。 また、土木費の道路橋梁費におきまして、一級河川竹田川小規模河川改修事業として594万7,000円の議決をいただきましたが、同額を翌年度へ繰り越しをさせていただきました。 次に、都市計画費につきましては、中和幹線街路事業として3億7,000万円の議決をいただきましたが、実質翌年度へ繰り越す額は3億6,960万円となりました。 次に、穴虫・田尻線街路事業として4億800万円の議決をいただきましたが、実質翌年度へ繰り越す額は1億1,250万円となりました。 次に、磯壁・新在家線街路事業として3億7,000万円の議決をいただきましたが、実質翌年度へ繰り越す額は3億6,970万円となりました。 次に、中和幹線街路事業(高山台)といたしまして、8,200万円の議決をいただきましたが、同額を翌年度へ繰り越しさせていただきました。 また、教育費の中学校費におきまして、香芝北中学校新設事業として17億5,000万円の議決をいただきましたが、実質翌年度へ繰り越す額は16億9,050万円となりました。 なお、翌年度繰越額の財源といたしましては、国庫支出金、地方債及び一般財源となっております。 以上のとおり報告させていただきますので、よろしくお願いをいたします。 次に、報第2号平成10年度香芝市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告でございます。 本案は、公共下水道の繰越明許費として3億700万円を平成10年12月及び11年3月議会におきまして議決をいただきましたが、実質翌年度へ繰り越す額は3億50万円となりました。 なお、翌年度繰越額の財源といたしましては、国庫支出金1億4,800万円、地方債で1億3,820万円、一般財源で1,430万円となっております。 以上のとおり、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、報告させていただきますので、よろしくお願いをいたします。 次に、報第3号平成10年度香芝市一般会計事故繰越し繰越計算書の報告についての提案理由の説明を申し上げます。 本案は、地方自治法第220条第3項ただし書きの規定により、事故繰越しをいたしましたので、同法施行令第150条第3項の規定により報告するものでございます。 土木費におきましては、磯壁地区内道路新設事業として、道路新設工事を支出負担行為4,048万6,950円で執行してまいりましたが、工事箇所における産業廃棄物等の撤去及び地権者の同意を得ることに日時を要したことから工事がおくれ、平成10年度内に執行できなかったことから、3,048万6,000円の翌年度へ繰り越すものであります。なお、その財源は一般財源で3,048万6,000円であります。 以上のとおり報告させていただきますので、よろしくお願いをいたします。 以上でございます。 ○議長(西里晴昭君) ただいまの説明に対しまして質疑をお受けいたします。 芦高議員。 ◆4番(芦高省五君) それでは、報第1号について若干お聞きするものであります。 報第1号については3点ほどを聞いておきたいと、このように思います。 まず第1に、款8の教育費、これを除いて5の農林商工費、あるいは6の土木費については、いわゆる国の景気対策とか、あるいはまた景気回復、そして地域振興といろいろと言われておるわけでありますけれども、果たして地域振興になっているというふうに考えておられるのかどうかをまずお聞きしたいというのが1つ目であります。 そして2つ目は、款6土木費の2道路橋梁費、事業名が一級河川竹田川小規模河川改修事業でありますけれども、これについては、国や県の支出金が全くついていないと。これはどういう理由でこうなっておるのかということを2点目としてお聞きしたいと。 そして、3点目でありますけれども、これは我々はずっと一貫して主張しておるところでありますけれども、いわゆるこういうふうな事業、大いに結構だと思うわけでありますけれども、いわゆる前倒しの事業と、そういうのを優先するというのではなしに、やはり福祉や教育、医療の方にもう少しお金をつぎ込む必要があるのではないかと。その方がいわゆる景気回復の早道ではないかと、このように考えておるところであります。 そういう意味から、1番目の景気回復になっておると考えておられるのか。2番目のどうして国、県の支出金がつかないのか。3番目は、やはり景気回復の早道は、医療や福祉、そっちの方へ金をつぎ込む方がいいのではないかという3点について、若干お聞きしたいと思いますから、ひとつよろしくお願いいたします。 ○議長(西里晴昭君) 竹嶋部長、答弁。 ◎産業建設部長(竹嶋将君) まず、1点目につきまして回答したいと思います。 地域振興券の件でございますが、これは既にご承知いただいておりますように、国の経済対策の一環として実施されております。地域振興券交付事業につきまして、まず使用状況を申しますと、さきに市長の行政報告にもございましたように、5月末現在で1万4,394人に対しまして交付しております。その換金でございますが、1億9,732万円換金がございます。率にいたしましても68.54%。したがいまして、当初の目的でございます子供さんの支援、さらには65歳以上の高齢者に対する経済負担の軽減、さらには地域経済の活性化、地域振興に資する効果があらわれていると思っております。これから12月にかけましても、ほかに今までの経済対策を含めまして、さらに経済効果が大きく変わってくるものと確信しております。 2点目の竹田川の改修につきましての県、国の負担はないじゃないかというご質問でございますが、これにつきましては、一級河川の県が行っております改修事業につきまして、従来から設置されておりました橋梁、これは市が管理しております関係上、県に委託をいたしまして市の単独費で事業を行っておるわけでございます。したがいまして、国、県の補助はございませんので、よろしくご理解いただきたいと思います。 ○議長(西里晴昭君) 助役、答弁。 ◎助役(岡田紀郎君) 地域振興券につきましては、今、竹嶋部長からも答弁があったわけでございますけれども、他の都市計画道路なりの都市基盤整備につきましても、市として進めていかなければならない事業でございまして、国の政策にのりまして経済対策として第1次、第2次、第3次と補正を組んで事業推進をやられているわけでございまして、その事業にのっとりまして、早期完成を目指しての市としても進めるために事業にのっているわけでございまして、それにつきましても、それなりの景気対策としては意義があるんではないかと思うわけでございます。 また、昨今の新聞紙上におきましても、景気の幾らかの上向きというような昨今の新聞も載っているわけでございまして、順調に国の施策とともに進んでいるのではないかと考えているわけでございます。 ○議長(西里晴昭君) 芦高議員。 ◆4番(芦高省五君) 今、地域振興券については非常に役立っているのではないかというふうな答弁をいただいたわけでありますけれども、これは奈良新聞のきのう付けの一面に出てた地域振興券の状況なんですが、これによりますと、奈良市の状況ですけれども、タイトルとして「目立つ大型店での使用、地域活性化になるか」と、こういう見出しでありまして、奈良市の場合、地域振興券は約8万人に16億26万円発行されており、5月10日の換金請求までに8億2,240万7,000円ということで52%が使用されたと。香芝の場合でいいますならば、先ほど市長の行政報告の中のように68.54%ということで、非常に換金率が高いと思うんですわ。これも全国的にそういうふうな傾向があらわれていると思いますけれども、そこで言われておるのは、奈良市の場合にどこがえろう換金しているのかというと、1番目がジャスコの奈良店、2番目が同奈良南店、3番目が近鉄奈良店と、これらがベスト3だと言われていますね。奈良市のベスト10のうち8社までが県外で2社が奈良そごうとスーパーのいそかわ、これが奈良市に本拠のあるとこだということで、10のうち8つまでが県外で2つが市のもんやということなんですがね。それで、これでいうと、奈良市の商工労政課は、こういうふうな状況について若干言われているのと違いますけれども、地域経済の活性化については何とも言えないと。だから、振興しているのかどうかはようわからんというふうなことを言うておられるんですわ。ちなみに聞いておきたいんですけれども、奈良市の場合こういうふうな状況だと、ジャスコ奈良店と、こう出てますやろ。香芝の場合で言うたら、ベスト10とは言いませんけれども、ベスト3かベスト5ぐらい、ちょっとわかったら教えていただきたいと、このように思うわけです。よろしくお願いします。 ○議長(西里晴昭君) 竹嶋部長。 ◎産業建設部長(竹嶋将君) 5月末現在で、既に換金されておりますベスト1といいましょうか、これにつきましては、マイカル、いわゆるニチイ、その次に来ますのが賛栄商事、いわゆるその中で52店舗ほどございますその小売店、これが第2番目になろうかと思います。3つ目につきましては、鎌田のオークワ南店になろうかと思います。今現在としてはそのようになっております。 ○議長(西里晴昭君) 質疑を打ち切りします。 報第1号、報第2号、報第3号につきましてはご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程13 同第5号 ○議長(西里晴昭君) 続いて日程に従いまして、同第5号を議題といたします。 事務局から議案の朗読をさせます。 上田局長。 ◎議会事務局長(上田武志君) 同第5号香芝市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて。 平成11年8月8日付で、任期満了予定の香芝市固定資産評価審査委員会の委員の選任について、次の者を本市固定資産評価審査委員会の委員に選任したいので、地方税法(昭和25年法律第226号)第423条第3項の規定により議会の同意を求める。平成11年6月11日提出、香芝市長先山昭夫。 住所、香芝市西真美一丁目21番地の20、氏名、近藤洋、生年月日、昭和26年10月7日。 以上。 ○議長(西里晴昭君) 理事者から提案理由説明を求めます。 先山市長。 ◎市長(先山昭夫君) 同第5号香芝市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求める提案理由の説明を申し上げます。 本案は、固定資産評価審査委員会の委員、近藤洋氏が、本年8月8日付で任期満了となるために、引き続き香芝市の固定資産評価委員会の委員に選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、同意を求めるものでございます。 本人は人格、識見高く、固定資産評価審査委員会の委員にふさわしい方でございます。慎重ご審議の上、原案ご同意賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(西里晴昭君) ただいまの説明に対して質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(西里晴昭君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 本案について簡易採決により原案のとおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(西里晴昭君) ご異議ないようでございますので、同第5号については原案のとおり同意いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程14 諮第1号 ○議長(西里晴昭君) 続いて日程に従いまして、諮第1号を議題といたします。 事務局から議案の朗読をさせます。 上田局長。 ◎議会事務局長(上田武志君) 諮第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。 次の者を人権擁護委員に推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により議会の意見を求める。平成11年6月11日提出、香芝市長先山昭夫。 住所、香芝市鎌田707番地の1、氏名、鎌田邦子、生年月日、昭和14年7月18日。 以上。 ○議長(西里晴昭君) 理事者から提案理由説明を求めます。 先山市長。 ◎市長(先山昭夫君) 諮第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての提案理由の説明を申し上げます。 本案は、人権擁護委員の高垣譲治氏が、本年6月30日付で任期満了となるため、新たに鎌田邦子氏を推薦いたしたく提案するものでございます。 本人は人格、識見高く、人権擁護委員にふさわしい方でございます。慎重ご審議いただきまして、原案ご承認賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(西里晴昭君) ただいまの説明に対して質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(西里晴昭君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 本案について簡易採決により原案のとおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(西里晴昭君) ご異議ないようでございますので、諮第1号については原案のとおり承認いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程15 提案理由説明 ○議長(西里晴昭君) 日程に従いまして、理事者から提出議案の提案理由説明を求めます。 先山市長。 ◎市長(先山昭夫君) ただいま上程いただきました議案につきましての提案理由の説明を行います。 承第1号は、香芝市税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告及び承認についての提案理由の説明でございます。 本案は、最近の社会経済情勢の変化に対応するため、地方税法の一部を改正する法律が、平成11年3月31日に公布されたことに伴いまして、香芝市税条例の一部を改正する必要が生じ、その施行期日が平成11年4月1日であるため、地方自治法第179条第1項の規定により、平成11年3月31日に専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求めるものでございます。 主な改正点は、個人市民税について非課税範囲の引き上げ、税率の引き下げ等による負担軽減の特例、特定の居住用財産の買い換え等の場合による譲渡損失の繰越控除の創設となっております。また、平成10年度に実施いたしました特別減税は廃止されます。 次に、承第2号は、香芝市税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告及び承認についてであります。 本案は、先ほどご説明申し上げましたように、承第1号と同じ理由から、香芝市税条例の一部を改正する必要が生じ、施行期日が平成11年5月1日であるため、地方自治法第179条第1項の規定により、平成11年4月30日に専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求めるものでございます。 改正点は、市たばこ税の税率を平成11年5月1日以降に売り渡し等が行われた製造たばこに限り、千本につき2,434円を2,668円に、また旧3級品につきましては、1,155円を1,266円に引き上げるものでございます。 続きまして、承第3号平成11年度香芝市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分の報告及び承認についてでございますが、本案は、平成10年度香芝市老人保健特別会計の収支不足額を本年度予算の繰上充用金で補てんするために、地方自治法第179条第1項の規定により、平成11年5月31日に専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求めるものでございます。 補正の内容は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,860万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を35億1,560万1,000円とするものでございます。 なお、歳出につきましては、前年度繰上充用金1,860万1,000円を補正するもので、その財源には過年度収入を見込んでおります。 次に、議第30号香芝市介護認定審査会の委員の定数等を定める条例を制定することについてでございますが、本案は、介護保険法が平成12年4月1日に施行されることに伴いまして、要介護認定及び要支援認定の審査判定業務を行う介護認定審査会の委員の定数を定めるものでございます。 次に、議第31号香芝市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、最近における社会経済情勢に対応し、固定資産評価審査申出の審理の迅速化を図るため、地方税法の一部を改正する法律が平成11年3月31日に公布されたことに伴い、香芝市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正するものでございます。 主な改正点は、口頭審理等における意見陳述及び調書の作成にかかわる規定を明文化し、書面審理を行うに当たっては、委員会は市長に弁明書の提出を求め、申出人はこれに対する反論書を提出できることになりました。 なお、この条例は平成12年1月1日から施行するものであります。 次に、議第32号香芝市税条例の一部を改正することでございますが、本案は、地方税法の一部を改正する法律が平成11年3月31日に公布されたことに伴い、香芝市税条例の一部を改正するものでございます。 主な改正点は、固定資産税の価格等に係る審査申出制度の見直し、市税に係る延滞金の割合等についての特例、土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る個人の市民税の税率の軽減となっております。 なお、施行期日につきましては、審査申出制度及び延滞金の割合の特例につきましては、平成12年1月1日とし、長期譲渡所得に係る税率の軽減につきましては、平成12年4月1日とするものであります。 次に、議第33号香芝市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正することでございますが、本案は、非常勤消防団員に対する損害補償の充実を図るために、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部が改正されまして、平成11年4月1日に施行され、補償基礎額及び介護補償の額が引き上げられたことに伴いまして、香芝市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正するものでございます。 次に、議第34号香芝市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正することでございます。 本案は、非常勤消防団員の処遇改善を図るために、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部が改正され、共済基金等が市町村に支払う消防団員退職報償金の支払額が引き上げられたことに伴い、香芝市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正するものでございます。 次に、議第35号大和都市計画道路3・4・743穴虫田尻線建設事業工事請負契約の締結でございますが、本案は、大和都市計画道路3・4・743穴虫田尻線建設事業について、契約金額金3億6,540万円で、北葛城郡広陵町大字平尾11番地の1、村本建設株式会社奈良本店常務取締役本店長板谷俊和氏との契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 本契約の工事概要は、近鉄関屋駅北側で、工事延長・本線90メートル、幅員17メートル及び駅前広場造成工事でございます。面積で3,200平方メートルでございます。駐輪場造成工事で、面積で1,470平方メートル等の工事を施工するものでございます。 株式会社浅沼組、株式会社新井組、株式会社奥村組、株式会社鴻池組、前田建設工業株式会社、村本建設株式会社、株式会社森組、株式会社森本組の以上8社による指名競争入札の結果、村本建設株式会社が落札いたしました。なお、工期は、議決後から平成12年3月31日までとなっております。 次に、議第36号香芝市立香芝北中学校屋内運動場及び武道場新設工事請負契約の締結についてでございますが、本案は、香芝市立香芝北中学校屋内運動場及び武道場新設工事について、契約金3億7,380万円で、香芝市上中777番地、株式会社上村組、代表取締役上村丈司氏との契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得及び処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 本契約の工事概要は、建築延床面積1,667平方メートルで、1階が体育館、2階が武道場を施工するものでございます。 株式会社岡本工務店、株式会社香芝建設、株式会社上村組、株式会社福井組、株式会社山本工務店の以上5社による指名競争入札の結果、株式会社上村組が落札いたしました。 なお、工期は議決後から平成12年1月20日までとなっております。 以上、専決処分の報告を含みます10件の議案でございます。何とぞ慎重ご審議いただきまして、原案可決、あるいはご承認賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(西里晴昭君) ご苦労さまでした。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程16 総括質疑 ○議長(西里晴昭君) それでは、日程に従いまして、これより総括質疑に入ります。 なお、各委員会に付託を予定しております議案につきましては、所属委員会の各議員の質疑はできるだけご遠慮願いたいと思います。 それでは、総務文教委員会に付託を予定しています承第1号、承第2号、議第31号から議第34号、議第36号について総括質疑をお受けいたします。 藤本議員。 ◆13番(藤本みや子君) 承第1号の香芝市税条例の一部を改正する条例の専決処分の問題でございますけれども、市民税の定率の控除によりまして、昨年の特別減税が廃止されますことによりまして、ことしは昨年よりも年収が700万円以下の方は昨年より増税になると全国的にも言われております。全国的にこの増税になる方が5,245万人、多数が増税になり、減税になる方は217万人のたったの4%だと言われております。香芝市では、このような状況で割合として、増税になる方と減税になる方がどのような割合でなられるのかお伺いいたします。 それから、議第32号の市税条例の一部を改正する問題で、長期譲渡所得を個人市民税の軽減ということで100分の4に改めるということでございますけれども、6,000万円以上の方はこれまで6%だったものが、その方もすべて100分の4となるようなことになるわけなんでございますけれども、公平性から言っても問題があるのではないかと思いますけれども、その点についてどのように考えておられるのか。どのような形で6,000万円以上、またその中間もあったと思いますけれども、どのような形になるのか、ご説明願いたいと思います。 それから、議第36号香芝市北中学校の建設の問題でございますけれども、入札回数、また請負率、さきの議会で請負関係を公表すると言われておりましたけれども、公表されていないという、今の発表では公表されておりませんけれども、その請負率、それからまた建設工事金額、予定価格の上限、下限等どのようになっているのか。入札回数等ご報告願いたいと思います。 ○議長(西里晴昭君) ただいまの藤本議員の質疑に対して、辻本部長。 ◎総務部長(辻本勝茂君) お答えいたします。 承第1号の中で、減税ということで700万円以上の方の減税はどのようになってくるかということでお尋ねでございます。相対的に申し上げますと、700万円を超える納税義務者というのは1,559名、これは平成10年度の課税状況調査の資料ということでご認識いただきたいと思います。これは10年度の分でございます。それをとって申し上げますと、700万円を超える方が1,559名。ちなみに、納税義務者全員で2万2,902人と、このような形になっております。 それから、長期譲渡所得の関係でございますけれども、この長期譲渡所得の上限を6,000万円がその枠を外されまして4%という形になるわけでございますけれども、どのような状況になるのかと申し上げますのは、この譲渡所得というのは、年度年度によって大きな相違がございますので、今このようなお答えをどのような形ということで、お答えを申し上げにくいわけでございます。 それから、議第36号の北中の屋内運動場及び武道場の新設工事の請負契約の関係でございますが、この関係の工事請負率は96.67%と、このようになっております。 以上でございます。 ○議長(西里晴昭君) 藤本議員。 ◆13番(藤本みや子君) 請負率を言っていただいたんですけれども、請負について公表するというふうなことで、予定価格と工事金額と予定価格等を発表するというふうなことになってたんですけれども、それについてはどのような状況になるんでしょう。 ○議長(西里晴昭君) 辻本部長。 ◎総務部長(辻本勝茂君) この公表と申します件につきましては、今現在向こうで検討してるところでございまして、今現在のところ公表というのは差し控えさせていただきたいと思います。 ◆13番(藤本みや子君) 委員会で検討しておいてください。 ○議長(西里晴昭君) それでは、質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。 民生水道委員会に付託を予定しています承第3号、議第30号について総括質疑をお受けいたします。 芦高議員。 ◆4番(芦高省五君) 議第30号について、若干意見を申し述べておきたいと、このように思うわけであります。 これは来年4月から介護保険が導入されるということで、6月議会において審査会の委員を決めるという議案でありますけれども、特にこの審査会の委員については、介護を受ける側の立場に立った人をやはり委員に選ぶように最大限努力していただきたいと。このことについては、民生水道委員会で十分討議されると思うわけでありますけれども、ひとつそういう方向でよろしくお願いしたいということで要望しておきますから、よろしくお願いします。 ○議長(西里晴昭君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。 続いて、建設経済委員会に付託を予定しています議第35号について総括質疑をお受けいたします。 中川議員。 ◆8番(中川廣美君) 香芝市の場合、公共事業を発注されると。現場を見た場合、どこの作業員がやってるかわからない。監督は、大手の場合は下請契約でやるとか、いろいろ契約を交わして、監督がきちっとついてやっておられると。今回の工事も、恐らくこれはまた下請契約で出されていくと思うんですけれども、きちっとした形でやっておられるかやっておられないのか調べてほしいのと。それと、都市計画部、建設部、いろいろ工事を発注されると思いますので、その中でいろいろ聞いておるんですけれども、何かやってはならない建築法の違反の丸投げをやっておられるというようなこともよく聞いておりますのでね、これに対して、もしそのようなことが起こっておるか起こってないか。起こってたらどうされるのか、どう対応されるんか、そこらをしっかり審議してほしいと思います。お願いしておきます。2つ質問。 ○議長(西里晴昭君) それでは、しっかり審議していただきましょう。 それでは、総括質疑を打ち切りいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程17 委員会付託 ○議長(西里晴昭君) それでは、日程に従いまして委員会付託を行います。 承第1号、承第2号、議第31号から議第34号、議第36号については、総務文教委員会に、承第3号、議第30号については、民生水道委員会に、議第35号については、建設経済委員会にそれぞれ付託することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(西里晴昭君) ご異議ないようでございますので、それぞれ各委員会に付託をすることに決します。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 明後日の14日月曜日と15日火曜日の両日は、一般質問が日程となっておりますので、議員諸公の格段のご協力をお願いいたします。 また、16日は総務文教委員会、17日は民生水道委員会、18日は建設経済委員会が日程となっております。 議員諸公には、各委員会の付託案件について慎重に審議よろしくお願いをいたします。 本日はどうもありがとうございました。 それでは、本日はこれにて散会をいたします。ご苦労さまでした。                              閉議 午後2時50分...